新年1発目の私的名盤です！
今回紹介する私的名盤は、知る人ぞ知るバンド、東京少年の「も～いいかい？」というアルバムです。
も～いいかい？ / 東京少年
も～いいかい？は1990年に発表された東京少年の5枚目のアルバムで自身初のベストアルバムでもあります。
このタイトル、実は「も～辞めてもいいかい？」と解散を意図するものだったとか。
事実、このアルバム後2枚のアルバムをもって東京少年は解散してしまいます。
東京少年とは？
東京少年とは1988年にボーカル笹野みちるを中心に結成されたロックバンドです。東京少年は1988年から1991年と、約3年間の短い活動期間で解散してるのでご存知ない方も多いのでは。
ただそんな短い活動期間でもヒット曲が多いので、曲を聴いて「あっ！」っと思い出す人もいるのではないでしょうか。
特にアニメのエンディングにも使われたこの曲は有名ですよね。
プレゼント
らんま1/2懐かしい！
ロックでポップ、聴かせるボーカル
東京少年はとにかく楽曲がすばらしい。基本のロックをベースとしながらも、メロディーはポップでキャッチー。
なので覚えやすく、ノリノリで聴いていて元気になれます。
また笹野みちるのボーカルもすばらしくて、楽曲や詩に合わせてまるで別人のような歌い方をしています。
Shy Shy Japanese
この曲もスキー用品のＣＭに使われていました。
ちなみに彼らのＰＶは映画監督の岩井俊二が手がけています。
それからこの曲もＣＭで流れてて印象深かったな。
トビキリの朝
どう？思い出してきた？？
共感できる歌詞
東京少年の一番の魅力はやはり、笹野みちるの詞でしょう。子供時代を回想させるノスタルジックな詞や思春期特有の内向的な感情をみごとに表現していて、当時はワクワクさせられたり胸を熱くさせられました。
こちらの曲なんかは今聴くと目頭が熱くなってしまうのは僕がオッサンになったからでしょうか？
レンガの学校
小学生の頃にこのバンドと出会った自分は、正にどストライクだったわけです。
大人になった今でも、このアルバムを聴くと懐かしさで胸がキュンっとしめつけられます。
俗に言う胸キュンではございません。
それから、彼女の書く詩は、男の子目線の詩が多いのが特徴です。
当時は女である笹野みちるがなぜ、こんなに男心が分ってるのか不思議でしょうがなかったのですが、のちにカミングアウトされたのを知り納得。
初めて知った時はさすがにぶったまげましたが、長年のモヤモヤが解けてスッキリしたのを覚えています。
まとめ
今聴き直しても、全く色褪せていない名盤です。もちろんこのアルバムの収録以外にもいい曲はたくさんあります。
東京少年、気になった方は是非とも聴いてみて下さい。
も～いいかい？ / 東京少年
- Shy Shy Japanese
- プレゼント
- ホント?モット!ズット!!
- 君の歌に僕をのせて-inner version-
- GO! GO! HARAPPA〜全ては僕らの間にあること〜
- 陽のあたる坂道で-remix version-
- トビキリの朝
- どっかいっちゃった
- 針とパズル
- コギト・エルゴ・スム
- ワンス・アポン・ア・タイム
- ムーミン
- ジョギングシンガー
- れんがの学校-remix version-
- ハイスクールデイズ
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