親子関係がうまくいかない時はこの映画を一緒に観なさい「ジュマンジ」

久々の映画のレビューです。
最近忙しくてゆっくり映画を観る暇がなかったのですが、愛する嫁さんが突然、

「私この映画大好きなの、久々に観たい!観たい!!絶対観たい!!!」

って言うので観ました。

今回ご紹介する映画は、先日公開されたばかりの「ジュマンジ/ウェルカムトゥジャングル」…、ではなくて旧作の方です。

そこの君。早とちりするなYo!!

JUMANJI(ジュマンジ)


「ジュマンジ」は1996年に公開されたファンタジー・アドベンチャー映画です。
テレビでは何度も放映されているので、1度は観たことがある人も多いと思います。



僕は初見なんですけどね。

ストーリー

1869年、深夜の森で2人の少年が大きな木箱を地中深くに埋めた……。1969年、製靴工場を営むニューハンプシャーの名家パリッシュ家の12歳になる一人息子アラン(アダム・ハン=バード)は気の弱い少年で、厳格な父サム(ジョナサン・ハイド)にいつも叱られていた。ある日、彼は工事現場の土中から、大きな木箱を掘り出す。それは「ジュマンジ」と書かれたゲーム盤で、アランはガールフレンドのサラ(ローラ・ベル・バンディ)とプレイをする。ところが、このゲームは投げたダイスの目に応じた結果が、実際に起こるのだった。アランはサラの目前で、ゲーム盤の中のジャングルの世界へと吸い込まれて消えてしまった。さらに26年後、アラン一家が住んでいた屋敷に、伯母ノーラ(ベベ・ニューワース)に連れられた、ジュディ(キルスティン・ダンスト)とピーター(ブラッドリー・ヒアース)の幼い姉妹が住むことになった。彼らは屋根裏部屋で「ジュマンジ」を発見し、さっそくプレイしてみる。だか、吸血蚊、猿、そしてライオンが出現してしまった。そこへ、ピーターの出した目のおかげで26年ぶりに生還したアラン(ロビン・ウィリアムズ)も現れる。彼は38歳になっていた。アランは狂喜乱舞するが、工場は倒産し、両親も既に数年前に他界していた。アランは姉妹と共にゲームを終了させて悪夢を終わらせようと決意。頑に拒むサラ(ボニー・ハント)を無理やり参加させ、ゲームは再開した。彼らの出す目により、屋敷中が人食い植物が覆い尽くすジャングルになり、アランを獲物と定めて執拗に追う英国人ハンターのヴァン・ペルト(ジョナサン・ハイド=二役)が現れたり、挙げ句にはゾウやサイ、シマウマといった動物たちが現れてスタンピード(大暴走)をはじめ、街はパニックとなる。3人は何とかゲームをやり続け、ついにアランが上がりとなった。その時、動物たちもジャングルもヴァン・ペルトも、全てゲーム盤に飲み込まれてしまう。気がつくと、幼いアランとサラは1969年の世界にいた。アランの両親も健在だった。ゲーム盤を川に流した2人はやがて結婚し、1995年のクリスマス・パーティーで、友人夫妻の子供、ジュディとピーターに再会した。その頃、どこかの国の海岸にゲーム盤が流れ着いていた……。

出典:ムービーウォーカー

今までこの映画を観なかったのは、あらすじを見てなんとな~く「つまらないだろう」って勝手に思い込んでいたからです。
正直、「ボードゲームやったらそれが現実に起こってワチャワチャするパニック映画」って思っていました。
(実際そうだけど)


しかし、この映画はそんなに単純ではなかったのだ!!

主なキャスト

ロビン・ウィリアムズ/アラン・パリッシュ役

主役のアレンを演じるのは名優ロビン・ウィリアムズ。
やっぱりすごい…。

彼が表現する “喜怒哀楽” は観る者にストレートに伝わってきます。
26年もの間ジャングルで孤独に過ごし、子供の心のまま大人になってしまったという難しい役を見事に演じています。


残念ながら、ロビン・ウィリアムズは2014年にこの世を去ってしまいました。
彼の演技がもう観れないのは残念でしかたありません。



ボニー・ハント/サラ・ウィットル役

子供時代のアランとジュマンジを始めたアランのガールフレンドでもあり、この映画のヒロイン的存在。
26年経っても当時のトラウマを克服できないといった役どころをコミカルに演じています。

「モンスターズインク」や「カーズ」など、ディズニー映画の声優を数多くつとめていらっしゃるようですが、大概吹き替え版を観るのであまりピンときませんでした。
あまり記憶にありませんが「レインマン」や「グリーンマイル」にも出演しているとのことなので、いづれチェックしてみたいと思います。



キルスティン・ダンスト/ジュディ・シェパード役

「スパイダーマン」や「エターナルサンシャイン」などでご存知の方も多いキルスティン・ダンストが26年後のパリッシュ邸に引っ越してきた姉弟の姉役を演じています。
数々の名作のヒロインとして出演している大女優の子役時代です。

現在の活躍を知っているからかもしれませんが、子役の頃からオーラがあるような気がします。


関係ありませんが顔がめっちゃ好みです。



ブラッドリー・ピアース/ピーター・シェパード役

ジュディのめっちゃかわいい弟を演じているのはピーター・シェパード。
1982年生まれの35歳。
この作品以外にも子役で何本か出演してるみたいですが観たことないです。
現在も俳優や声優をされているそうです。

彼だけ現在の写真が脇にあるのは深い意味はございません。


お、面影あるよね!

見所

見所といえば大迫力なCG!
ゾウやらサルやらサイやらが街をむちゃくちゃにするシーンは有名ですよね。


今となっては当たり前のように目にしますが、当時としては最先端の技術を駆使した映画で公開時は話題になりました。
そうは言っても “ゾウが車を踏み潰すシーン” などは今観ても単純に「スゲー!!」ってなります。

パニックアクション映画として観ても、この「ジュマンジ」は非常によく出来た映画だと思います。



しかし、個人的に一番の見所は ”アランと父親との和解のシーン” です。



  • 愛されていないと思いきや、実はとてつもなく愛されていたと知る。
  • しかし、その事実を知った時にはもう既に父親は存在しない。
  • ゲームクリアでタイムスリップし、父親と和解。

こんなの絶対泣くでしょ!

まぁ愛する嫁さんの手前、涙は見せられませんでしたが、かなり涙腺を刺激されました。

観終わったあと、「親孝行したいときに親はなし」って言葉が思い浮かび、「親孝行しないとな~」って思わされました。
 親子って近いようで遠い存在に感じるときがたまにありますが、そんな時はこの映画を一緒に観るとお互い素直になれるんじゃないでしょうか?

親子の関係がギクシャクしているあなた。
今夜はこの映画を一緒に鑑賞してみてはいかかでしょうか?

きっとこの映画の様に奇跡が起こることでしょう・・・












がっ!!



後にアランの父親役とアレンを追い回すハンター役が同一人物(ジョナサン・ハイド)だと知り驚愕しました。


まさか一人二役とはね~ぜんぜん気付かなかったわ。
特殊メイクってスゲー。


ってかここは分けようよ。

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ちなみに、今回はテレビじゃなくて以前買ったプロジェクターで鑑賞してみました。
プロジェクターで観るとかなり雰囲気でるのでオススメです!


関連記事『「Sugoiti」のすごいちっちゃいプロジェクターを買った

まとめ

これは名作!!
今更感がハンパないですがw

新作も公開されたことなので、これを機に旧作を見返してみてはいかがでしょうか?(僕は初見だったけど)
また、新作をもう観たって人もこれからって人も、こちらのジュマンジと見比べてみるのも面白いと思います。


予告編



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