結露がひどいので「簡易内窓」で2重サッシにしてみた

寒いこの時期に毎年悩まされていることがあります。
それは窓の結露です。
家の経年劣化と伴に年々ひどくなっている気がするんですが、今年はもう我慢の限界を達してしまいました。

「結露くらいで大げさな。拭けばいいじゃん。」
「冬の風物詩のひとつじゃん。」

などと言っているあなた。
わが家の写真ををみたらそんなことはきっと言えないでしょう。

それでは特にひどい寝室の窓をご覧下さい。

結露をなんとかしたい!


こちらが毎朝の寝室の窓の様子です。


ね、ひどいでしょ??ご覧の通り
ビッチョンビッチョンです。

ひどいときはガッチガッチに凍ってて窓が開かない始末…。


窓枠も水滴がびっしりでそれがポタポタ床に垂れてくる始末。


あまりの水滴に床が腐敗してしまっている部分もあります。

こんな感じなので毎朝拭き取るのが大変です。
とても雑巾一枚では拭き取り切れません。


そもそも結露の原因とは、、、

冬に結露が多いのは、外が寒く外壁や窓ガラスが冷たくなっている一方で、室内は暖かく空気中の水蒸気量が多いことだ。例えば冬は室内で水蒸気を発生するタイプの暖房器具を使う機会が多かったり、外気が乾燥するため加湿器を使う機会も多い。その結果、冬は室内の湿度が意外に高くなりやすいのだ。さらに冬は窓を閉め切っている時間が長く、換気の回数が少ないため室内に湿気がたまりやすい。これも結露しやすい原因といえる。

参考:http://suumo.jp/journal/2013/01/15/36348/

とのことです。
エアコンなどで除湿してやればいいのでしょうが、寝ている間つけっぱなしだと逆に乾燥してのどがやられそうだし、毎日となるとさすがに電気代が気になります。

かといってこのまま放置しつづけたら結露が原因でカビも発生しかねません。こんな環境で寝るのは健康面でよろしくないでしょう。
さらには忙しい朝の窓ふきにイライラさせられ続け、精神的にもいいことなさそうなので早急になんとかしなければなりません。

というわけでホームセンターでこんなアイテムを買ってきました。



窓に貼るだけで結露を防止してくれるというフィルムです。
値段もお安いのでものは試しにと買ってみました。





こんな感じでフィルムを窓に貼り付け、簡易的に2重窓構造を作ることで中に空気層を作り、保温・断熱し、さらにシリカゲルを入れることで空気を乾燥させ結露を防いでくれるそうです。

もっとピタッとキレイに張り付くもんだと思ってたらけっこうシワだらけでゴワゴワなんですが、きっと僕のやり方が悪いんだと思います。



そして気になる翌朝。


フィルムがビッショビショになっただけでした。

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なにかいい方法はないものかとアイデア探しに再びホームセンターをウロウロ見て回っていたら、なんとも画期的なアイテムを発見しました。

自分で窓を作っちゃおう!といった商品です。


簡易内窓を組み立てて2重サッシを作ろう


こちらが「簡易内窓フレーム」と「ポリカプラダン」です。
簡単に説明すると “プラスチックの窓作成キット” です。
当たり前ですがプラスチック製なので通常の窓を設置するのに比べてめちゃめちゃお安く設置できちゃいます。

こちらを取り付けることによって、結露を軽減してくれるのはもちろん「冷暖房効果アップ」や「防音効果」などもあるらしくいいこと尽くしです。


フレームはブラウンとホワイトの2色あるので既存の窓合わせて選べます。
パネルも透明、ホワイト、ブラウンの3種類あります。好みでどうぞ。

窓枠に合わせてプラスチックのレールやプラダンをカットしたり、また貼ったりはめ込んだりもするのでカッター&のこぎり両面テープゴムハンマーは必須です。

ちなみに僕が使っている“高儀”のカッターはのこぎりが一緒になっているのでとっても便利です。



それではさっそく組み立ててみましょう。


詳しく書かれた説明書がついているので特に難しいことはないと思います。
ただし「器用or不器用」が最重要となってきます。



わちゃわちゃ作業しているとたまに猫が邪魔しに来ます。


そんなこんなで窓枠完成。





続いて窓も完成。



窓×2をレールにはめ込めば…。




完成!!



元の窓とはこれくらい隙間があるので、カギの開け閉めには影響しません。


詳しい作り方はメーカーさんの動画があるのでそちら参考にしてください。



翌朝



おぉ!なんか結露してないっぽい!!
外窓も見てみましょう。


あちゃ~若干ですが結露してますね…。


窓枠も垂れることはありませんがうっすら汗ばんでます。
商品自体にも書いてありますが、あくまで “軽減” なのでさすがにこれだけでは完全には防げないようです。

とはいえノーマル時の…、


に比べたら月とすっぽんですね。

体感的にも室温がいつもよりなんとなく暖かい気がします。
正直かなり不安でしたが、費用を考えればかなり効果があると思います。

まとめ

なんだかんだトータルで1万円くらいしますが、新たに窓を設置するのに比べれば効果も十分あったのでやってみてよかったです。
「自分で窓を作る」って行為自体も楽しいので、結露でお悩みのDIY好きな人は是非ともお試しあれ。

夏場も冷房の効き具合にも期待!



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