「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた

公開されてからすでに1か月が経ちますが、今なお話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」をようやく先日観に行けたのでその感想なんかを書きます。

Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)


11月9日から公開された「ボヘミアン・ラプソディー」は、ご存じの方も多いと思いますが、伝説のバンド“Queen”のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記的映画です。

公開前からかなり話題になっていましたが、公開から5週を迎えた現在でも動員・興行収入共に右肩上がりに伸ばしているほどの大ヒットぶりをみせています。


画像:https://www.udiscovermusic.jp/news/bohemian-rhapsody-queen-biopic-cast

「Queen」に関しての説明はもはや不要ですよね。
一応、写真左から

  • フレディー・マーキュリー(Vo)
  • ジョン・ディーコン(Ba)
  • ブライアン・メイ(Gt)
  • ロジャー・テイラー (Dr)
です。

タイトルにもなっているQueenの代表曲でもある「ボヘミアン・ラプソディ」は誰でも一度は耳にしたことがあるってくらい有名だと思います。



1975年にリリースされた4枚目のアルバム「オペラ座の夜」に収録されたこの曲は、当時 “6分” という長さにもかかわらずシングルカットもされ瞬く間に世界中でヒットし、老若問わず今もなお聴き継がれている名曲となっています。



ストーリーと感想

1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。

出典:シネマトゥデイ
映画ではQueenの結成から、1985年の伝説のライブ「Live Aid」までのフレディとバンドを描いています。
てっきりフレディがAIDSに侵され亡くなる最期まで描かれているのかと思ってましたが、むしろこの終わり方がとても素晴らしかったです。

キャストがそっくり&豪華!

画像:https://www.virginradio.it/news/rock-news/237388/queen-annunciato-il-cast-completo-del-film-bohemian-rhapsody-scopri-gli-attori.html


  • ラミ・マレック(フレディ役)
  • グウィルム・リー(ブライアン役)
  • ベン・ハーディ(ロジャー役)
  • ジョセフ・マゼロ(ジョン役)

もともと雰囲気が似ている役者さんがなりきっているのでその完成度はかなり高いです。
次第には全員が本物にしか見えなくなります。

フレディ役のラミ・マレックは特徴的な出っ歯を表現する為に義歯を使用するほどの役者魂を見せてくれますが、若干やりすぎなようにも感じましたw
歌部分はレコードや別録りのようですが、レコードと一糸乱れぬ完璧なまでの口パクで不自然さが全くありません。ほんとすごい!


画像:http://www.premiere.fr/Cinema/News-Cinema/Joseph-Mazzello-de-Jurassic-Park-a-Bohemian-Rhapsody

特にジョン・ディーコン役のジョー・マッゼロはそっくりで、どんな役者さんなのか調べてみたら、意外にも芸歴が長く子役時代から活躍しており、なんとあのジュラシックパークの男の子(名前忘れた)だったのにはビックリです!


画像:http://ultimateclassicrock.com/mike-myers-bohemian-rhapsody/

ちなみに上のレコード会社重役レイ・フォスター役はマイク・マイヤーズです。
オースティン・パワーズ」のあの人です。
面影なさすぎて全く気付きませんでした。

ライブシーンの再現度が高い!

画像:https://www.udiscovermusic.jp/news/bohemian-rhapsody-producer-interview

この映画の見どころでもあるライブシーンは、映画館ならではの巨大スクリーンと大迫力なサウンドで、臨場感にあふれています。
まるでライブ・ビューイングのようです。

通常の上映の他に、一緒に歌える “応援上映” や、通常より大音量の “爆音上映” などもやってるみたいです。
何度も鑑賞している人がいるわけが分かりました。

画像:https://forum-movie.net/morioka/news/7952

特にラスト20分のLive Aidの再現はすばらしかった!
伝説のライブとも言われているQueenのLive Aidの映像は何度も観ていますが、動きはもちろん、表情や仕草までほとんど一緒だったのには鳥肌が立ちました。

実際の映像と比較してみるとそのすばらしさがよく分かります。ぜひ映画館で体感して下さい。




もちろん演奏シーンだけでなく、ストーリー的にも非常に素晴らしいです。
実際と異なる部分もいくつかあるようですが、よりドラマチックで感動できる内容に仕上がっています。

「ドラマ」と「ライブ」と一度で2度楽しめる、まるでグリコのような映画です。

…これはいらなかったかな。

まとめ

すごくよかった!!
前評判では賛否両論分かれる映画(熱烈なファンほど低評価)と聞いてましたが、僕は完全に前者でした。
ドキュメンタリー映画として観るか、エンターテインメント映画として観るかによって評価が分かれるのかもしれませんね。

とにかくファンの方はもちろん、あまり知らない人でも、観終わったあとはきっとQueenのことが今まで以上に好きになってるはずです。


ちなみにBlu-ray出たら多分買います。


予告編

ボヘミアン・ラプソディ

監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リーほか



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