別にキリスト教徒じゃないのでクリスマスを盛大にお祝いするとかは全くないんですが、なんかこの“クリスマス”って雰囲気は好きなんですよね。
純日本人なのになんでだろう?ってよくよく考えてみたら、たぶんそれは映画の影響なんだなって結論に達しました。
クリスマスが舞台の映画って沢山あって僕が好きな映画も沢山あるんですが、今回はその中の1つの「3人のゴースト」という映画をご紹介します。
3人のゴースト(Scrooged)
3人のゴーストは1988年のアメリカ映画です。タイトルだけだとホラー映画にもとれなくありませんがクリスマス・ファンタジー映画です。
監督は「グーニーズ」や「スーパーマン」、「オーメン」など数々の名作を監督したリチャード・ドナー。面白くないわけがない。
主演はコメディ俳優のビル・マーレイ。ビル・マーレイ?って人でも代表作の「ゴーストバスターズ」のヴェンクマン博士と言えばお分かりだと思います。
ヒロイン役はカレン・アレン。ちょっと面白い名前w
彼女はインディ・ジョーンズの一作目、「レイダース」のヒロインを演じた方です。近年のインディ・ジョーンズで再び同役を演じ話題になりました。
話が逸れますが、このビル・マーレイはさまざまな名作のあの役やこの役に打診されていたという逸話があります。例えば「スターウォーズ」のハン・ソロ役や「モンスターズインク」のサリー役、「トイストーリー」のバズ・ライトイヤー役などがあります。
ちょっとマニアックですが僕が好きなマイケル・J・フォックス主演の「ハード・ウェイ」のジェームズ・ウッズが演じたジョン・モス役なんかもあります。もし実現してたらそれぞれの映画の雰囲気が違ったものになっていたでしょうね。観てみたかった!
大好きな俳優さんの1人です。
ストーリー
業界史上最年少で社長の座へ上り詰めたIBCテレビ社長フランクは、金儲けと視聴率のためには手段を選ばない傲慢な嫌われ者。そんな彼が番組編成に頭を悩ませていたクリスマス・イヴの夜、3人のゴーストが出現する。過去への旅に誘うタクシードライバー。イタズラ好きなこんぺいとうの妖精。クリスマスの休日の精神を教え込もうとするゴースト。3人に過去や未来へ引っ張り回されるうち、フランクの心境は少しずつ変化していく。
簡単に説明すると、チャールズ・ディケンズ原作の「クリスマス・キャロル」を現代風(といっても今では古いけど)アレンジしたハートフルコメディです。
クリスマス・キャロルはみなさまご存知かと思いますが、守銭奴のスクルージがクリスマス・イヴに超常的な体験から、過去・現在・未来の旅をし改心をする、っといった話です。
邦題は「3人のゴースト」ですが原題はScrooged(スクルージド?)。
クリスマス・キャロルの主人公の名前「スクルージ」を動詞にしたものらしいです。ちなみにスクルージという言葉で“ケチ”みたいな表現をするようです。
感想
クリスマス・キャロルを題材にした映画はたくさんありますが、この「3人のゴースト」の魅力はやはりビル・マーレイだと思います。彼の持ち味である“やなヤツだけど憎めない”キャラが他のクリスマス・キャロルとは一線を画しています。
ビル・マーレイの他の映画のどの役柄にも共通してるんですが、“実はめっちゃいいヤツ”ってのが根底にあるんですよね。
だから観終わった後はあったかくて優しい気持ちになれる映画です。お子さんと一緒に家族で楽しめる映画だと思います。
是非ともクリスマスにご覧あれ!
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