久々の映画のレビュー記事です。
ずっと気になっていた映画をつい最近ようやく観れました。
そうです、あの話題になったもっこり映画です!
※注意:日活ロマンポルノではございません。
シティーハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション
記憶に新しい2019年公開のフランス映画です。
フランスの映画ですが内容はあのシティーハンターです。
説明不要かと思いますが一応。
シティーハンターとは1985年〜1991年まで週刊少年ジャンプにて連載していた北條司原作の漫画です。テレビアニメも大人気で主題歌に起用された楽曲はどれもヒットしました。
ざっくりな内容は凄腕のスナイパー“冴羽獠”と相棒の“槇村香”が様々な依頼を解決していくハードボイルドコメディです。
この映画はそんな人気コミックの実写映画なのです。
といっても実写化は実は2度目で、1度目は1993年にあのジャッキー・チェンが冴羽獠を演じるという“迷”作があります。
こちらは名前こそシティーハンターとうたってますが完全にカンフーアクション映画になっています。当時流行っていたストⅡのキャラがいきなり登場したりとはちゃめちゃな内容に原作ファンには残念な映画ですがジャッキーファンなら楽しめる作品になっています。気になる方はこちらもチェックしてみて下さい。
クリソツな俳優陣
画像:https://www.cinematoday.jp/page/A0006960さて、今回のシティーハンターで冴羽獠を演じるのは監督兼主演のフィリップ・ラショー。ちなみにフランス版の冴羽獠は「ニッキー・ラーソン」という名前にらしいです。映画のタイトルもシティーハンターではなくニッキー・ラーソンです。
彼は小学生の頃から原作のファンで、今回の映画化の為に脚本を携えてはるばる来日したそうです。
映画の再現度を見れば分かりますがとにかく原作を大切にする想いがひしひして伝わってきます。
なんでも大コケした「ドラゴンボール」の実写化の酷評を見て、ファンを失望させない為に原作に可能な限り忠実であることを目指したそうです。
すばらしい!!
香役はこれまた雰囲気バッチリのエロディ・フォンタンが演じています。
ちなみにラショーとは私生活でもパートナーなんだそうです。
どうりで息ピッタリなわけだ。
そして1番現実味がないキャラ、海坊主ですらこのとおり漫画のまんまです。すごい!
現実にシティーハンターのキャラたちがいたらこんな感じなんだろうな〜って思うほど漫画との違和感がありません。
冴子はちょっとイメージ違かったけどね…。
しかし役作りしているとはいえ、よくもまあこれだけ似てる人が集まったもんだなと感心しちゃいます。
豪華な声優陣
画像:https://www.cinematoday.jp/news/N0106728冴羽獠の吹替は山ちゃんこと山寺宏一。
もちろん本家は神谷明なんですが、いろんな事情から山ちゃんが担当することになったそうです。
観る前は正直「冴羽獠=山ちゃん」ってイメージじゃなかったのですが、見終えてみるとまったく違和感ありませんでした。さすが!
香役もアニメとは別の声優さんですが、あとの主要キャラ(海坊主・冴子・槇村)はなんと同じ声優さんなんです。たまりませんね。
ちなみに本家の神谷明と香役の伊倉一恵は別キャラで登場しています。どのキャラで登場しているかは見てのお楽しみ。
その他、劇中でアニメと同じBGMが流れたりとファンにはたまらない演出が満載です。
さらに日本語吹替版のエンディングにはなんとTM NETWORKの「Get Wild」が流れるからファンには涙ものです。
予告
まとめ
いや〜面白かった!
最初は「フランス人が演じるシティーハンターってどうなのよ」なんて思ってましたが、場所がフランスなだけで完全にシティーハンターでしたね。
それもこれもスタッフたちが原作を本当に愛しているからだと感じました。
原作ファンの期待を裏切らない素晴らしい実写化映画でした。
オススメです!!
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