どもども、私的名盤のコーナーです。
なんだかんだで私的名盤も今回で25枚目になります。
「死んだら墓に入れてほしい」って言ってましたがまだまだ出てきそうなので心配です。
毎度思っているんですが自分の好きなアルバムを確認がてら書いているだけのまさに“誰得"なコーナーなので「センス悪ぃ〜な〜」などとは言わずに暖かく見守っていただけるとありがたいです。
Seven Days War Music From The Original Motion Picture Soundtrack
タイトルからお分かりだと思いますが、こちらのアルバムは1988年の映画「ぼくらの七日間戦争」のサウンドトラックになります。
「ぼくらの七日間戦争」といえば最近劇場アニメ化されたので若い方でもご存知の方も多いのではないでしょうか。僕はアニメ版はまだ観てはいませんが、現代風に内容もアレンジされているらしいので近いうちに観てみたいと思います。
そもそも「ぼくらの七日間戦争」とは宗田理原作の小説で“管理教育に抑圧された中学生たちが教師や親など大人たちに戦いを挑む”、といった内容の青春コメディです。この小説には続編があり、この“ぼくらシリーズ”は当時人気でした。
映画は初主演の若き日の宮沢りえがとってもキュートで印象的でした。
僕らアラフォー世代にはこの映画が公開された頃はまさに青春ど真ん中。感受性が豊かな時期なのでファッションや音楽などなにかと影響を受けました。そんな時期によく聴いていたアルバムなので、今聴き返すと当時の淡い青春の記憶が蘇ってくるのです。
小室氏はプロデュースのイメージが強いですがソロアルバム以外にもサントラを数多く手がけています。
映画だとこの「ぼくらの七日間戦争」や「天と地と」、「ストリートファイターⅡ MOVIE」、最近のだと「SUNNY 強い気持ち・強い愛」などがあります。
そんな中でこの「Seven Days War …」は彼の念願だった映画音楽の記念すべき第一作目でもあり(サントラ自体はアニメ「吸血鬼ハンターD」が一作目)、気合いが入ったアルバムでもあるわけです。
“小室哲哉”名義のアルバムですが「Seven Days War」と「Girl Friend」はTM NETWORKとしての楽曲です。「Girl Friend」に関しては木根さんの作曲(いわゆるキネバラ)ということもあり、リリース当初はTM NETWORK名義だったみたいです。
当時、この名曲「Girl Friend」が収録されているのはこのアルバムだけだったのでTMファンにははずせない一枚だったと思います。もちろん僕もその1人でした。
上記のTMの曲以外は基本インストですが、唯一ボーカル入り(しかも外人女性)の「Fun factory」という曲があります。
この曲は小室氏が外人ボーカルを起用し世界デビューを目論んでいた頃の名残りだとか。
数年後、彼は様々な女性アーティストをプロデュースすることになるわけですが、これが初めての女性ボーカルの起用だったとのことです。この曲を機に何かに目覚めたのでしょうか?
劇中では家出を決行し工場に立て篭もった少年たちが各々自由な時間を満喫するとても印象的なシーンで使われていて、聴くと元気な気分にさせてくれます。大好きな一曲です。
このサントラといい同じ頃リリースされたTMの「CAROL」といい、この頃の小室氏は神がかってましたね。
まとめ
やっぱりいいアルバムですね。
サントラって曲を聴くと映画のシーンはもちろん、当時の記憶も鮮明に蘇ってきますよね。
そんな意味でも僕にとっては大切な一枚です。
気になる方は映画も含めて是非ともご視聴ください。
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